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2011/05/21 建築

瓦屋根の施工

神社仏閣の屋根は屋根そのものが伝統意匠になるのですが、
その施工現場を見ることはまれです。
この現場も本瓦の地伏が終わって、
鬼や下り棟が付いて箱棟の工事に移っていました。

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のし瓦を敷き黒漆喰で硬めながら、中に割れ瓦を詰めて成型していきます。

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既調合の黒漆喰、こういうのがあるんですね。

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坐像が置かれる左右の格子も入りました。
裏にネットを張っています。

2011/04/27 建築

次ぎは瓦の施工

大工さんの屋根下地も終わり、瓦の施工を待つ段階になりました。
街中の建築と違い、山裾で木々に周りが覆われているため人目につくことはありませんが、この神社に関わる人々の想いの中で工事は静かに進んでいきます。

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峰に突き出ているのは箱棟の下地で、瓦屋さんがのしや水板瓦などの下地をつくり屋根を葺きます。

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ゲギョも取付られました。

2011/04/12 建築

小屋組が終了しました

桜吹雪とまではいきませんが、春風にゆられ花びらが舞い散るM神社の境内、
棟梁は一人黙々と仕事をしていました。
現場を訪れるとやっと小屋が終わった、安堵の様子。
これから瓦を葺く下地である荒野地にかかります。

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妻面のシルエットです。

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重い屋根を支える小屋組です。

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虹梁の上にカエルマタ(既存品)が載り、構造梁が掛かります。
水平に斜材を入れ、水平構面を固めます。

2011/03/19 建築

上棟式が執り行われました

う~ん、なかなかヒノキづくりのりっぱな門です。
めでたく棟が上りました。
棟梁はじめ大工のみなさんお疲れさまでした。

この門、両脇に神様を守る隋身さん(矢大臣、左大臣)が安置され、
この門を神様(みこし)がくぐってい本殿に向います。

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拝殿側から見ます。

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おごそかに神事が執り行われました。

2011/02/23 建築

野地板が張られました

野地板を張り版状の屋根ができます。
屋根の上はなかなか壮観で気持がいいもんです。
垂木ヒノキ105角1000@下地に、
本実加工のスギ板30mmをコースレット3本/枚留め。

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野地板のスギは県産材の調達が出来なかったため、
徳島県三好流域の木材店から搬入。

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下から見るとこんな感じです。

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ケラバ側の鼻先です。

©香川県 一級建築士事務所 森風舎.