2011/11/08 住宅
S邸/耐震診断
耐震診断に6万円、耐震改修に60万円の補助金がつく。
香川県の場合だ。
行政もここにきて耐震診断と耐震改修に力を入れてきた。
東南海地震が30年以内におこるというから、そろそろ本気にならないと・・・。
四国の他県と比べ香川の動きは鈍い。
高知なんかは地震がくればほんとうにリアルな被害が予想されるし切実だ。
当県といえどそうのんびりしてはいられないはずなのだが。
いまのうちに備えておくに越したことはない。
S邸は昭和43年築、耐震診断を行った。
この制度ぜひ活用して、耐震診断をおすすめする。
そして耐震改修をしておけば、家の倒壊が防げる。
阪神淡路大震災では死者6434名、
そのうち83.3%の5360人が建物倒壊でなくなった。
柿熟れるS邸
2011/10/13 住宅
風呂の改修4
着工後9日目で無事完成となった。
取り合いシールの硬化がまだなので焚くのはもう少し待つが、湯はりは問題ないので、昨夜は太陽ヒーターの湯を落として新しくなった風呂に入った。
以前より一回り大きくなったのでずい分ゆったりする。
この浴槽、タカラスタンダード、築炉ユニットはダイワ。
冬になると直焚きの風呂があったかい。
2011/10/09 住宅
風呂の改修3
住宅の水回りはどうしても痛みやすいし使い方もけっこうハードだから、15~20年というのが更新の時期のようだ。直してみて分かるが、こういったところ は予め直しやすいようにつくっておくことが大事だ。給水や排水もできるだけ既存のものが活かせるようにルートを考えておくと配管がそのまま使える。つまり 痛みやすい部分の交換がより簡単にできることが望ましい。
着工後6日目でおおかたできました。あとは目地つめと取り合いのシーリングのみ。
床のタイルも既存部分と色が変わったがこれはこれでわるくない。右の水栓は「太陽風呂」の湯の降ろし口、夏場はこれで十分いけるので風呂を焚くことがない。
2011/10/06 住宅
風呂の改修2
この様子なら案外工事が終わるのが早いかも知れない。
既存の撤去後三日目で浴槽が据わった。
前は青だったが今度は白にした。最近は色を決めることに迷わなくなり、特別に意図するところ以外は白でいく。昔はあれこれと色決めに迷っていたが、最近はで迷うことがない。
色きめの規準は、
使う材料を限定し、素材そのものがもっている色を生かすことに決めたため迷う必要がなくなったわけだ。
やはり時代のながれで、このような薪風呂は「絶滅危惧種」的なものか、風呂がつける職人(左官職)は少ないようだ。でもこれからはまたこのようなスローなライフスタイルが見直されるのではないかと、
ぼくは思っている。
築炉ユニットを設置しているところ。
昔はこういうのはなく、左官さんは経験と勘で耐火煉瓦をついていた。
浴槽が据わりました。
立上のレンガも積み終わり、あとは仕上げになります。
2011/10/03 住宅
風呂の改修1
辛抱を重ね重ねて、だましだまし使ってきたがとうとう限界がきた。
割れたタイルはテープで押さえ、水が漏れる入り隅のシーリングの補修ももたなくなり、やっと重い腰を上げて風呂を直すことにした。
こだわって薪の直焚きの風呂釜を今回も据える。築後18年だ、よくもったとも言えるし18年しかもたなかったとも思うが、毎日けっこうハードに使う場所だからこんなもんだろう。
建築の部位は長く使っていると設計や工法に弱点が見えてくるものだ。新築のときは以外と見栄えもよいのだが、いったん壊れだすともうたいへんだ、そこらへんがデザインのしろころなのだが、意外とそのときは気がつかないこともある。
いっそのこと、ユニットバスにという考えは今回の改修においても論外だった。お金の面からも、工期の面からもその方が安いかも知れないが・・・
しかし「薪で風呂を焚く」というこだわりがある。なにしろ燃料はタダで調達可能だし、その行為に執着をもっている。
と言うわけでわが家の風呂のリフォームが始まった。ざっと一週間の工期だろう。その間は一つ前の古い風呂がまだ存在しているからそれでなんとかしのげる。
風呂釜と炉部分の耐火煉瓦がのいた。
もとあった場所に新しい釜が据わる。今度は少し大きい。