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2022.04.28 Project

じいちゃんが植えた木の家P⑤/現地を回る

2022.4.26(火)、工事をお願いするKさんをいろいろご案内する。まずは建築予定地、次に山だけど、その前に最近できた施設でランチしてからヒノキの森に登る。せっかくだからと森林組合にも顔を出す。こうして顔つなぎや、なにやらに引っ張りまわしてしまった。ぼくは建築に関わる人たちがお互いを知っておくことは大切なことだと思っている。「ああこの人が木を伐るんだ」「製材は〇〇さんで、乾燥は〇〇さんにお願いする」「大工さんは、設備は誰にお願いしようか」・・・いっぱいある。建築は仕事のバトンタッチだから、次の仕事のことを考えて自分の持ち分をきっちり仕上げる。お互いを知っておくと、先にやってもらう人や、次にやってもらう人の顔が見えるからね(^^♪

2022.04.23 Project

じいちゃんが植えた木の家P④/山を見る

2022.4.22(金)
森林組合のMさんとHさんに造林地を案内して伐採や搬出方法を検討する。
出てきた課題は事務作業と現場作業に分かれるが、

事務作業
・地目が畑→非農地証明
・地図資料と造林地の地番があっていない→整合調査
・関係する助成措置の準備
・経費のこと
現場作業
・作業路を入れる必要あり→敷設計画、隣地同意、林地林の整備、今後の利用
・現場進入ルートや土場の済々
・近隣への作業周知

ざっくりと課題抽出といったところだが、これから一つひとつクリアーしていかなけらばならない。
あらためて、木を伐って家を建てるとなると大変だね。
そうそう、山で写真を撮るのを忘れたので今後気をつけよう。

2022.04.22 散歩道

ぼくたちのやっていることは?

「想い出」をつくることだと思う。例えば森のイベントは参加者に楽しい経験(苦しかったことも含めて)をもって帰ってもらう。そのためにぼくたちはやっている。想い出は時間の経過とともに膨らんで、社会にむかって作用しはじめたらしめたものだ。イベントを通して、人々の心に何かが生まれるきっかけを提供する。まあ、家づくりだって人生の想いでをつくる装置だと思ったら本質が見えてくるし、ぼくたちはほんの少し専門性をもってお手伝いするだけだろう。だからまがい物でないものを提供する責任を負っているんだなあ、大げさに考えなくても足下にそれはいつもこぼれている。ところで「想」という字は木の目(見る)心って書く。周りに木や緑があふれているってとても幸せなことだと思う。

2022.04.13 Project

じいちゃんが植えた木の家P③/工程計画

まず設定するのは目標

目標を定めると過程が見えてくる

到達点を予想(想定)して必要とする要素を落とし込んでいく

これをつくるとプロジェクトの全貌が見えてきてうまくいきそうな気分になり(笑)

助走を始めてからしだいにアドレナリンが出て走っていること(遂行)

が楽しくてたまらなくなってくる

楽しさはシェアする

つまり関係する人たちに情報をアウトプットすることだ

皆様にその気になってもらい目標に向かって伴走をお願いする

ものづくり(建築)の楽しさはその過程で決まる

と言ってもいい

2022.04.07 建築

建築の中の遊びごころ

とある場所 見ていて

わざわざなんで?ってものがある

それがつくられた本来の目的から離れて違う用途に転用するってやつだ

そこにまじめさと遊びごころが生まれてぐっと世界が広がっていく

住まいだってそうだよね

真面目一辺倒でつくっていくと

なんだか窮屈で住みここちが必ずしも良くないことが多い

まあ、遊びごごろは余白といってもいい

余白をいかに生み出して具現化する作業が設計行為とも言える

このベンチは楽しい

ネットで「ドラム缶ベンチ」を検索するといっぱい出てくるし

たくさんの人がやっている・・・

©香川県 一級建築士事務所 森風舎.