大工さんの仕事が終わると

完成が近い。

木造建築はなんと言っても木工事がメインだから、

やれやれといったところか。

このあと家具の取り付けや設備機器の取り付けとなる。

これまで多くの現場をみてきたが、

引渡しが近づくとちょっと複雑な心境だ。

建築は渡してから活きてくる・・・

喜びと不安が漂う。

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寒さも緩んだ快晴の夕暮れ

西日が足場がのいた壁面に当たっていました。

これから外構工事に取り掛かり、

いよいよ竣工が迫ってきました。

100㎡の木造平屋の建物です。

完成が楽しみです。

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4日に降った雪が融けない。

日中の気温が上がらないから・・・

今は中の工事で、

特に支障はないのだが、年度末が完成の現場は気をもむ。

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日曜日である。

現場が気になったので行ってみると、若い大工が一人仕事をしていた。

「今日は日曜日やで」

と声をかけると

「家にいてもすることがないから」

と笑っていた。

彼はたぶん、いやきっと、この現場が気になっていたに違いない。

笑った目がそう言っていた。

ようにぼくは思えたのだ。

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強烈な寒波が日本列島にやってきました。
そんな寒空の中で若い大工職方集による建て前です。
ほんとうに頭が下がります。
ありがとう！

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