2010.10.10 住宅
秋だねえ~
2010.09.29 住宅
涼しくなったねハナちゃん
暑かった夏も終わり、池田町の家では既存建物の解体中です。
東にあった鉄骨の旧納屋は取り壊され、今は母屋の撤去作業に移っています。
長年住んだ家を壊すことは、感慨深いものがあります。
更新されるとはいえ、住み慣れた我が家がなくなるのは寂しさをも伴います。
人生の重なりが多いほど深愁いを内在したものなのです。

涼しくなったねハナちゃん。
なかなか居場所が落着かないね。
今度はこっちに来ているんだね。
おや、おじさんの顔忘れたかい?

新しい家に使う材を棟梁が抜き取っているところ。
今まで住んだ思い出の旧材を使用します。
2010.09.22 建築
完成間近
秋の稔りの季節を迎えると共に、建築中の「なごみ館プラス:生きがい交流施設」も完成が近づいてきました。屋根はガルバリュウム鋼板、外壁は押し出し 成型版、玄関回りには地元のスギとヒノキを使っています。また、内壁にはヒノキ板を張り、100%自然素材からなるシラス(たい積火山灰)を原料とする薩 摩中霧嶋壁を塗りました。大切なのはそこにいて心地よいこと。忘れがちなのが皮膚感覚つまり触覚ですが、案外忘れがち。視覚も大切ですがそれに偏ると緊張 感を生みます。ナチュラルな材を使い素材がもっている特長を生かすことがポイントです。

アプローチのタイルが貼られて周辺に広がりを感じます。
2010.09.16 住宅
母屋の刻みが進みます
今日、建て主さんと共に監督さんの案内で、
母屋の木の加工(刻み)の現場を訪れました。
上具(梁桁類)の木材がうずたかく積まれ、中川棟梁が仕事をされていました。
この状況・・・ぼくは大好きです。
これから組みあがるであろう木の刻みをしている大工さんの仕事姿が美しい。
うず高く積まれた木々、仕事の成果です。
建て主さんの想いが一歩づつ具体的なかたちで見えてきますね。

梁の継手加工をしている中川棟梁、熟練された手の動きに見とれます。

刻まれた材を前に監督さんの説明が続きます。

加工を終えた木々たち。
かがわヒノキの土台、大引です。
2010.09.09 建築