「建築家山へ林業家街へ」という本があります。丹後明恭(建築家)和田善行(林業家)による共著です。国産材を使った木造住宅をつくる上で出合った貴重な本です。 住まい手と共に伐採ツアーや植林ツアーに行き、モデル住宅を見学して、工務店の人たちと木の番付に出向きました。木は住まい手に直接山側から買ってもらい、丸太の大黒柱は設計者が皮をむきました。土壁の施工には住まい手も参加して、「住まい手とつくる木の住まい」が完成しました。